2009/08/03 (Mon) あの人の顔が気になる！

今回は、プレスブログの「あの人の顔が気になる！」というお題を借りて、書くことにします。

さて・・・。
私が顔が気になる！と思っている人物は・・・。
「妹」です！！

私より5歳年下なので、彼女が生まれた時の事をよく覚えています。

ぷくぷくとした色白の赤ちゃんは、本当に食欲が旺盛で・・・・、5歳の私の食べる物なんでも興味を示した。
自分の顔より大きなメロンパンを頬張る妹の姿は、今でも忘れない。
私が食べていたものを、自分も自分も・・・と横取りするのは、この頃から・・・。
そして、現在もそれは変らない。

いつでも、「ねぇちゃん、ねぇちゃん」と私の後に付いて回っていた。
私は身軽で、どんな所でもひょいとよじ登って、飛び降りる事が出来たけれど・・・。
妹は、私と対称的に体が重く、しかもドジだったので・・・よく近所の子たちと一緒に遊んでいても、最後は足を踏み外したりして泣いて帰る事が多かった。
それでも、懲りもせず・・・いつも私にくっ付いて遊んでいた。

私が泊りがけで、どこかへ行くと・・・。
母から電話が架かってきた。妹が「ねぇちゃんが居ないと泣く」のだと・・・。
確かに、母の後ろで妹がべそべそしているのが分る・・・。
「ねぇちゃん、寂しい。早く帰って来て」
そんなかわいい妹・・・。

あっという間に大きくなった。

私が高校生、妹が小学生の段階で、近所の知らない人から「お友達」に間違えられた。
（私が幼く見えるせいもあった。高校生でも小学生と間違えられる事がしばしばあった・・・）
それ以来、姉妹だと言っても・・妹を「姉」だと勘違いされるようになった。

大きくなるにつれて、妹の方が態度まで大きくなっちゃって・・・。
姉妹で私たちの事を知っている人は、妹に「お姉ちゃんを大切にしなさい」と言うらしい・・・。

私には、何でも我儘を言う妹。
でも、本当はすごく人に気を遣う子なんです。
私に対してキツい事を言っても、それは私に対する甘えから・・・。
私は知っているから、なんだかんだ言っても、大した喧嘩にならない。

パン屋さんで、おいしいメロンパンを見たら・・。
思わず思い浮かぶのは、妹の顔・・・・。
赤ちゃんの頃から、自分の顔よりも大きなメロンパンを頬張っていた。

そして、妹が食べ物を食べる時の「おいしい顔」。
あんまりにもおいしそうに食べるので、思わず・・妹に食べ物を与えたくなる。
これは、幼い頃から変わらない。

結局・・・。
妹のあの「おいしい顔」見たさに、おいしそうなメロンパンや、妹が好きそうな食べ物を見つけたら買ってしまう。

そんな妹。
今日は、自宅に帰って来ない。

実は、仕事しながら学校に通う生活をしている。
私がずっと資格試験の勉強をしているので、これに対抗して彼女なりの勉強をしている。
その試験が明日ある。
試験会場の近くのホテルに泊まり込んで、今日は最後のあがきをしている。

妹が居ないと、家の中はとても静か・・・。

ご飯を食べる度・・・。
思い浮かぶのは、妹の顔・・・。

ちゃんとご飯食べてるかな・・・・。
・・・あ、あの子の事だから、それは心配ないか（笑）

何となく、「おいしい顔」の妹が居ないのは、寂しいかも・・・・。

どうか、明日の試験が上手くいって、今までの妹の努力の成果が実りますように！！