いい日になぁれ♪
私の周辺での出来事や、思ったコトなどを日々書いた、気ままな雑記帳。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今回は、ワレスタの「我☆】部活や合宿の思い出を教えて!」というお題を借りて書きます。
私の部活の思い出・・。
私が小学校の5~6年の頃に通った学校(私は5年生の時に転校してきたので)の真向かいには、市立中学校の校舎があった。
いつも放課後には、中学校からブラスバンド部の演奏が流れてきて、小学校の教室の中に居てそれをいつも聞くことが出来た。
「中学生になったら、ブラスバンド部に入ろうね」
友人と二人、そう決めた。
小学校を卒業し、真向かいの中学校に入学した。
・・・で、友人は素直にそのまま「ブラスバンド部」に入部した。
私は??
何故か、私は美術の教室の中に居た。
そう、私は美術部に入部していた。。。
その中学校の体育祭は、春にあって・・・友人と別にクラスになった私は、全く知らない人の中に居た。
そんな中、私に気さくに声をかけてきたのが、1つ上で2年生の小柄な女の子。
それが、美術部の副部長だった。
なかなか新しい友達が出来なかった私が、新しい環境で一番最初に親しくなった人でした。
ブラスバンド部に入ろうとする私に、しきりに美術部に誘う彼女。
その勧誘に、私は負けた。。。
美術部は、とても変わった部で・・顧問の先生はいるんだけど、部活の時間に来た事がなかった。
広い美術の教室が部室で、部員達は殆ど自由だった。
部長は3年生の男の子。
メガネをかけて、タコに似ていた。
皆から「タコ部長」と呼ばれていたが、初代の部長が「タコ」にそっくりだったので、代々「タコ部長」を引き継いでいるのだと言っていた。
どの部員も、成績優秀な人達で・・・、大抵どの子達もが級長や生徒会の執行部員になるようなメンバーだった。
さすがに、美術部なので・・・。
作品を描かねばならず・・・、私は困った。
別段、何かを上手く描けるような才能はなかった。
同級生の女の子は、絵が本当に上手くて、特に好きなアーティストの絵は完璧だった。
何も見なくても、毎回その場で描いてみせた。
空腹でも、絵を描くと満腹になるという、面白い体質の持ち主だった。
(それだけ、絵を描く事が好きだったという、完全なアーティスト魂の持主だった)
そしてその絵のセンスは見事で、時に見るだけで笑顔になるようなものを描いてみせた。
学園祭の時の作品は、「へのへのもへじ」だった。
でも、それは・・・完全なアートだった。
その絵を見た時の衝撃を、私は今も忘れない。
私は、やっぱり下手だったんだけど・・・。
そこで、マンガの描き方というものを学んだ。
マンガを描く為の道具を、この時に初めて見た。
(それ以前の私は、あんまりマンガに興味を持っていなかった。)
その後、私は社会人になるまで・・マンガを描き続けた。
それは下手だったけれど、マンガを通して友達が出来たし、クラスメートとも仲良くなれた。
絵のセンス、芸術に対するセンス。
未だに自分にはなくて、人の作品を見てはハッとさせられる。
それは、今も昔も変わらない。
ユーモラスな美術部の人達には、よく笑わされた。
上下関係がまるでなく、先輩も後輩も皆あだ名で呼びあった。
自由なんだけれど、それでも相手を尊重しているような、そんな人間関係だった。
現在私が使っているIDのうちの1つは、その当時のあだ名です。(他のIDもあだ名の活用形なカンジが多い)
ブラスバンド部に入ってみたかった・・と思うけれど、美術部での3年間は私にとって貴重なものだったなぁと思う。
なんとも自由な部活だったので、部活らしくなかったけれど、楽しませてもらったと思う。
自分で選んだハズではなかったけれど、自分の知らない世界をたくさん得た。
そして、現在の自分が今ココに居るのも、あの美術部があったから。
その後の部活動は、進学した学校の科が部活禁止だったので、全くしていない。
後にも先にも、この美術部が私にとって唯一の部活でした。
「中学で、ブラスバンド部に入る」いう、友人との約束は守れなかったけれど・・・。
それは・・・・今も友人とは笑い話になっている。
無題
野球部入ろう・・って・・。
かあるさんへ。
私たちのようなケースって、多いのかな?
お友達が可哀相~(落涙)
無題
私も音楽が好きなのでブラスバンドに入りたいかもーって思ってたんですが、
なぜか美術部に入ったんですよねえ・・・。
まあ後半はほとんど幽霊部員でしたが。
選択教科で音楽と美術が選べるんですが、そこでは音楽を選んだんですよね。
どっちも中途半端で終わってしまいました。
美術部には行かずにマン研に入ったりとか。
どれもやっぱり中途半端でした(^_^;)
ほっちゃんへ。
ブラスバンドが美術部ってあたり、特に!!
しかも、美術部その後の話を私書いてないのですが・・似たような状況で(汗)
すごい、ここまで近い人が居るのは・・。
驚きました☆