2010/08/11 (Wed) 大雨の思い出。

以前に比べて、ここ数年は突然の豪雨って増えた気がします。
一時期は「ゲリラ豪雨」なんて言葉もよく耳にしましたが、最近は当たり前（？）になった気がします。

そんなこんなで、車には常に傘を積んであるし・・・。
外を歩く時も、折りたたみ傘持参しているコト多いです。

現在も、台風4号がやって来ていますが・・・今のところ私の住む街に影響はなさそうです。

しかし、どんよりとした暗い色をした空の下、傘を差して歩いていると思い出す・・・。

雨が強くなってくると・・・まず気になるのは、自分の足元・・。

何故って？
それは・・・随分前の私の出来ごとが原因。

大雨の日・・・。
お気に入りの靴は濡らしたくなくて、どうでもいい靴（古い靴）を履いて通勤した私。

雨はどんどん強くなり、乗ったJRの車両は超満員・・・。
私が降りる駅のホームは、とにかく人・ヒト・ひと・・・。
階段を登って改札まで行く間、団子になって歩く人々・・・。

雨に濡れて重たい私の靴。
階段を上っていて、一瞬・・・軽くなった気がした。

その直後、後ろでクスっという笑い声。
でも、振り向く程の余裕もない距離・・・。
後ろの人の顔が自分の背中にあるから、とても何があったかを気にするゆとりがないのである。

駅から出て、また傘を指して・・・職場まで歩く。

何故か、妙に足元が冷たい・・・。
だんだんと水が浸みてくる。

おかしいな？と、初めて自分の足元を見る。
両方、靴を履いてるけれど・・・何だかヘン。

足の裏・・・見たら、片方の靴底が無かった・・・・。
私の歩いた所を見ると、所々に靴底の破片（？）が落ちてる。

多分、駅で後ろの人に笑われたのは・・・私の靴底が最初に落ちた瞬間を見たせいでしょう。。。
原因が分って、急に恥ずかしくなった。。。

その後、職場でこのコトを話したら、大爆笑・・・・。
「そんなことあるの？？？」って、言われながら・・・私は替えの靴（濡れた時のコトを考えて持ってきていた）を出して履き換えた。


職場の爆笑が収まって、夕方・・・・仕事が終わって帰り途。


JRの車両に乗り込んだら、知らない人の話し声が聞こえた。
「今日ね、この駅で降りたら・・・前の人の靴底が落ちてきて・・・」

・・・やぁ、まさか。
だんだんと恥ずかしくなって、目立たないように離れて座った。。。


それから何年経ったかな？


大雨が降ったら、まず足元を見る。
・・・うん、今日の靴はまだ大丈夫。

でも、最近・・・同じ靴ばかり履くからちょっとヤバいかもしれない。
母に「早く新しい靴買いなさい」と言われながら、のびのびになっている。
お財布の中身、ちょっと寂しいから・・・すぐまた今度にしちゃうんだ。マズイかなぁ～。

台風の季節。
靴底に注意！！
これはきっと、私だけかもしれないけれど・・・・。